昨今では、オフィス環境において、快適でリラックスできる空間づくりが注目されています。 最近では、自然を感じられる空間づくりの一環として「人工芝」を取り入れる企業が増えてきました。 人工芝は簡単な工事で手軽にグリーンの要素を加えられるだけでなく、オフィスのデザイン性を高めたり、リラックス効果やコミュニケーションの活性化も期待できます。 本記事では、オフィスへの人工芝の取入れを検討されている方に向けて、人工芝を取り入れることで得られるメリットや、その効果について詳しくご紹介します。
最近、オフィス空間に人工芝を導入する企業が増えています。
働き方が多様化するなかで、従業員が快適にリラックスして働くための「オフィスのグリーン化」が注目されているためです。
人工芝をオフィスの床に敷き詰めたり、休憩エリアやリフレッシュスペースに採用したりすることで、開放感やリラックスした雰囲気を演出できるのです。
これにより、従業員のメンタルヘルス向上や、生産性向上も期待されており、業界を問わず、さまざまなところで導入されています。
人工芝にはさまざまな種類があり、用途や求める機能によって選択肢は異なります。
オフィスでの使用に適した主な人工芝の種類は以下のとおりです。
・ロングパイル
草の長さが約30〜50mmと長く、柔らかな触り心地が特徴です。
見た目も本物の芝に近いですが、毛足が長いためゴミが絡まりやすいなどメンテナンスがやや難しく、コストも少し高めです。
・ショートパイル
草の長さが約5〜15mmと短く、耐久性が高いため、オフィスに適しています。
掃除がしやすく、手入れが比較的簡単なため、維持費も抑えられます。
・クッション付きタイプ
パイルの下にクッション層があるタイプです。
やわらかいため歩行感が良く、長時間の立ち仕事や、移動が多いオフィスなどにおすすめです。
人工芝には、見た目や触り心地が異なるさまざまな種類があるため、用途や目的にあわせて選ぶのがおすすめです。
オフィスに人工芝を導入することで、以下のような効果が期待できます。
・リラックス効果
緑は「癒し」や「安心」を感じさせる色として知られており、人工芝がもつ鮮やかなグリーンが、従業員のストレス軽減や心のリフレッシュに役立ちます。
・コミュニケーションの活性化
オフィス内に人工芝が敷かれたリフレッシュエリアや休憩スペースを設けることで、リラックスできる空間が生まれ、自然と人が集まりやすくなります。
・クリエイティブな発想が生まれやすい
人工芝のあるスペースはカジュアルな雰囲気を演出するため、従業員は緊張感を和らげ、くつろいだ状態で他のメンバーとコミュニケーションが取れるようになります。
また、こうした空間があると、簡易的なミーティングやアイデア交換の場としても利用されやすくなり、デスクでは生まれにくい新しい発想が生まれることもあります。
・ストレス軽減
自然に近い要素が加わることで、視覚的にもストレスの軽減が期待され、従業員のメンタルヘルスの向上にも。
人工芝をオフィスに導入する具体的なメリットには以下のようなものがあります。
・低メンテナンス
人工芝は天然芝と違い水やりや刈り込みの必要がなく、虫もわかないため維持管理が簡単です。
また、清掃も掃除機で行えるため簡単で長持ちしますので、長期的にコストを抑えられます。
・経済的で環境に優しい
人工芝は長期間にわたって使用できるため、天然芝のような頻繁な取り替えが不要です。
エコな素材を使用している製品もあり、環境負荷を抑えることも可能です。
・自由なデザイン
人工芝は形やサイズを自由にカットできるため、オフィスのレイアウトやデザインに合わせた演出が可能です。
一方で、人工芝の導入にはいくつかのデメリットも存在します。
・初期費用がかかる
質の高い人工芝を選ぶと、初期費用が高額になる可能性があります。
材料費だけではなく、施工費も考慮する必要があります。
・劣化や破損のリスク
長期間使用すると、摩耗や色あせが生じる場合があります。
使用頻度の高い場所では、耐久性の高いタイプを選ぶことが重要です。
・熱を持ちやすい
日光が当たる場所に設置した場合、人工芝が熱を持ちやすくなるため、夏場の環境には配慮する必要があります。
人工芝の他にも、オフィスに導入できるフェイクグリーン(造花や人工観葉植物)があります。
フェイクグリーンには、水やりなどの手入れが不要なため長持ちするという特徴があり、観葉植物の代替品として人気です。
フェイクグリーンを使うことで、オフィス内に緑のアクセントを追加し、自然を感じる空間を演出することができます。
・壁面グリーン
フェイクグリーンを壁に設置することで、立体的な緑の装飾が可能です。
最近では商業施設、公共スペースなどにも多く用いられています。
・天井吊りグリーン
天井から吊り下げるタイプのフェイクグリーンは、空間を圧迫せずリラックス効果を与えることができます。
店舗、カフェなどで、リラックス感や自然な雰囲気を演出するために取り入れられることも増えています。
天井に吊るすことで、空間全体に緑のアクセントを加えながら、床や壁のスペースを占有せずにグリーンを取り入れられるのが特徴です。
・鉢植え型フェイクグリーン
従来の観葉植物のように配置できるフェイクグリーンもあり、デスクや会議室、エントランスに簡単に設置できます。
メンテナンスの必要がほとんどなく、忙しい職場や日当たりの悪い場所でも緑を楽しむことができます。
人工芝とフェイクグリーンを併用することで、人工芝だけでなく、多様な自然要素を取り入れたオフィスデザインが実現可能です。
オフィスに人工芝を導入する際の手順は以下の通りです。
1.目的とエリアの決定
人工芝をどのエリアに、どのような目的で導入するかを決めます。
休憩スペースやリフレッシュエリア、エントランスなどに導入するのが一般的です。
2.芝の種類を選定
用途やエリアに応じて最適な人工芝の種類を選びます。
ショートパイルやロングパイル、クッション付きタイプなど、オフィスに適したものを検討しましょう。
3.業者への見積もり依頼
人工芝の購入と施工は、専門業者に依頼するとスムーズです。
見積もりを取って、予算に合ったプランを選びましょう。
4.施工と設置
お客様ご自身でも施工できますが、プロに依頼することで見栄えの良い仕上がりが期待できます。
また、必要に応じて接着剤やアンカーを使用し、耐久性を高めることも重要です。
5.メンテナンス計画
人工芝は低メンテナンスですが
定期的に掃除や点検を行うことで、より長持ちさせることが可能です。
オフィスに人工芝を導入することで、従業員がリラックスできる空間や、クリエイティブな発想を促す環境が整います。
また、フェイクグリーンを組み合わせることで、さらに自然感を高めたオフィス空間を演出できます。
計画的に導入を進め、快適で生産的なオフィス環境を実現しましょう。
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