2024.02.29 2024.05.24 更新
内装工事

オフィスの床をデザインしよう!床材選びから施工までを解説!

オフィスの床をデザインしよう!床材選びから施工までを解説!

オフィスの床をオシャレにしようと思っても、床材の種類は豊富でそれぞれに違った特徴を持っているため、いったいどんな床材にすればいいのか選びきれないという声は多いです。 オフィスに使用できる床材の種類も豊富なため、様々な用途や目的に合わせることができ、こだわりを持つことでオフィスの雰囲気を大きく変えたり、エリアごとに使い分けることで空間を仕切ったりすることもできます。 本記事では、オフィスの床工事を検討している方に向けて、床材の選び方から施工完了まで、必要な情報を発信しています。 これから工事をご検討の方や施工業者をお探しの方は、是非ご一読ください。

 

【オフィスで使用できる床材とは】

一言に床材と言っても、床材にはあらゆるシーンに適応するために様々な素材や加工を施されたものがあります。

屋内用と室外用、又は住宅用や業務用など、使用するシーンや目的に応じて様々な種類の中から選択することができ、オフィスでは一般的に”屋内業務用”の床材が使用されることが多いです。環境や目的によっては住宅用や屋外用の床材を使うケースもあります。

また、OAフロアなど一定の条件下では使用できる床材が限定されることもあるため、何の床材が最適かを判断するのが難しい場合もありますが、オフィスで使用されることが多い床材は主に5種類あります。

【オフィスにオススメの床材5選】

一般的なオフィスで使用される床材には、次のようなものがあります。

 

・タイルカーペット
タイルカーペットは、カーペットをタイル状に切り分けたもので、通常は正方形の形状をしています。
一般的に柔らかな繊維を使用し、床に敷くことで足触りが良く、床の保温性や防音性を向上させる効果があり、部屋のインテリアデザインやデコレーションを考慮して、異なる色や柄を組み合わせて使用することができます。
また、部分的に汚れたり損傷した箇所を交換することができ、メンテナンスが容易なこともあり、オフィスや商業施設、住宅など様々な場所で利用されています。

・フロアタイル
フロアタイルは、一般的にはセラミックやプラスチックなどの素材で作られており、耐久性が高く、水や汚れにも強いのが特徴です。
さまざまな色や柄、テクスチャーがあり、インテリアデザインの要素が高く、リビングルーム、キッチン、バスルーム、玄関など、さまざまな部屋や場所で使用され、床面の美しさや耐久性を向上させるのに役立ちます。

・クッションフロア
クッションフロアは、柔らかくて弾力性のある素材で作られた床材で、その名前の通り歩行時や立ち上がり時に足への負担を和らげるクッション性があります。
通常、ビニールや合成樹脂などの素材が使用され、その上に表面の模様やデザインが印刷されています。
また、水や汚れに強く、お手入れが比較的簡単なのが特徴です。
一般的にはキッチンやバスルームなどの水回りの場所や、子供部屋などで使用されることが多いです。

・自然素材
主に木材や大理石等の自然素材を使用した床材は、オフィスの雰囲気を作り出せることから人気の素材になります。
デザイン性が高く、エントランスや応接エリアなどで取り入れるケースが多いです。

 

これらの床材は、オフィスの雰囲気や使用状況に応じて選択することが重要です。

【オフィスの床デザインによる効果】

オフィスの床はオフィス空間の中でも多くの面積を占めるため、空間の演出に対し包括的に影響を与えます。

ここではよく使われる床を使用した空間テクニックを3つ紹介いたします。

《エリアごとにデザインを変えて空間を仕切る》

エリアごとに床の色や素材を変えることで仕切り効果をもたらします。
パーテーションを使用した仕切りとは違い、空間の圧迫感や動線の妨げを気にすることなく緩やかに仕切ることができます。
空間ごとの印象を変えることで業務にメリハリをもたらします。

《包括的な空間演出による心理効果》

色彩によって演出された空間は、そこに滞在する人々へ心理的な影響を与えます。
例えば、暖色系(赤・黄色・オレンジなど)は活力を与え、寒色系(青・緑・紫など)は集中力を高め、アースカラー(ベージュ・ブラウン・グレーなど)はリラックス効果があります。
オフィスの床は目線を落とさなくては視界に入りづらいものですが、オフィスの中でも多くの面積を占める項目でもあります。
そのため、色彩効果を有効的に取り入れやすい箇所でもあるでしょう。

《二重床を活用した配線整備》

オフィスの床材には、タイルカーペットなどの仕上材の他にOAフロアと呼ばれる二重床を作り出すための床材もあります。
OAフロアで作り出した空間に配線を収納することで、すっきりとした印象を得られるほか、配線に引っかかるリスクを軽減でき、オフィス全体の安全性を高めることができます。

 

他にも、オフィスの床材には防音や防汚効果などの性能を備えている製品もあり、上記の効果以外にも有効な使い方は多くあります。

【オフィスの床工事の手引き】

オフィスの床工事を検討した際に、まず気になるのが費用ではないでしょうか。
冒頭で紹介した通り、床材の種類は多岐に渡るため価格帯も幅広く、おおよその費用すら検討がつかないといった声も多いです。
そのため、通常は専門の業者へ依頼し見積りを取得する必要があります。

床工事の手順は以下の通りです。

《1》専門業者への問い合わせ

《2》ヒアリング、見積り作成依頼

《3》見積書取得

《4》契約

《5》着工

《6》清掃、引き渡し

小中規模の工事であれば、全工程でおおよそ3〜4週間を要します。

【オフィスの床工事まとめ】

オフィスの床は、デザインにこだわることでオフィス空間を一変します。
そのため、床材選びは用途や目的だけでなく、オフィス全体の雰囲気や企業のコンセプトも考慮して色味や質感を選ぶことが大切です。

オフィスの床工事を検討している方は、是非一度「アルファーテクノ」にご相談ください。
オフィスのパートナーとして培ってきた様々な経験から、床材選びからデザインの提案、施工、アフターフォローまで御社に最適な提案をいたします。

まずは、お問い合わせからお気軽にご連絡ください。

 

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