パーテーションはエリアを区切ることができるのでオフィス内に様々な空間を作り出せます。パーテーション設置には工事の必要ないローパーテーションと工事が必要なハイパーテーションがあります。 作業期間なども異なるため、内容や行程を把握した上でどういったパーテーションを設置するのか検討することを推奨します。 本記事ではパーテーション・間仕切り工事についてご紹介しておりますので、ぜひ参考にしてみてください。
パーテーションは様々な種類があり、その中でも大きく2種類に分類されています。
ローパーテーション
天井まで繋がらないタイプのパーテーション
自立式やキャスター式の物が多く、簡易的に設置できるのが特徴。
デスク周りなどのプライバシー確保に最適です。
ハイパーテーション
天井まで繋がるタイプのパーテーション
通常は天井や床などに固定されてた状態で使用され、丈夫な空間を確保し壁として利用することが可能です。
ハイパーテーション設置には柱の取り付けやレールの打ち込みなどの行程が必要になります。
会議室や応接室など、新しいお部屋を作りたいときにおすすめです。
パーテーション工事で部屋を間仕切りすると以下の5つのメリットが得られます。
メリット1・・・セキュリティやプライバシーの確保
メリット2・・・集中力のUP
メリット3・・・オフィスの見栄えや実用性UP
メリット4・・・急なレイアウト変更にも即対応
メリット5・・・感染症対策
部屋に鍵を着けることでセキュリティの向上はもちろん、プライバシーの保護にもなります。
また感染症の対策にもなりますので、オフィスの間仕切り工事は必須項目になりつつあります。
次に工事完了までの流れをご紹介します。流れを把握しておくと、スケジュールが立てやすく、スムーズに工事を進めることができます。
①現地調査
設置場所の確認、用途やご要望についてのヒアリング
②搬入・準備
資材を搬入し、施工現場に養生シートを敷き作業スペースを確保
③床面墨出し
工事の進行に必要な形や寸法を印で表示
④天井レベル出し
床面墨出し位置から天井までの高さを測り、天井の施工位置を割り出す
⑤天井墨出し
天井レベル出しで割り出した位置に印を表示
⑥天井レールを固定
天井にコの字のレールをビスで固定
その際に照明がかかる場合はレールを切断し、照明にかからないように施工します。
⑦パネル、縦ポールを設置
レールに沿って、パネル→縦ポール→パネル→縦ポールと順に設置
⑧清掃・引き渡し
施工現場を清掃し、お客様にご確認頂いた後にお引き渡し
■これらの行程は主にアルミ、スチール、ガラスパーテーションの設置に適応されます。
パーテーションは間仕切りを行うパネル、パネルを取り付ける柱、柱を取り付けるレールの、3つの部位に分けられます。
見た目重視の格好いい部屋にしたい、とにかくコストを重視しているなど、ご希望やご要望に沿った様々な種類のパーテーションを組み合わせて設置できるのでお気軽にご相談ください。
次に間仕切り工事の中でも特にデザイン性の自由度が高い「造作壁」についてご紹介します。
よくパーテーションと比較して検討されるのが「造作壁」です。
遮音性が非常に高いのが特徴で、自由に設計することが可能なため一般的なパーテーションよりもデザイン性が高く、よりイメージに沿ったレイアウトの実現が可能になります。
建物の主要構造にないものを取り付ける工事を「造作工事」と呼び、支柱となる軽鉄を建て、石膏ボードを貼り付けた壁を造作壁と呼びます。
この造作壁の上に施す仕上げ次第で様々な空間を演出することが出来ます。
■仕上げの種類
クロス(壁紙)・・・・低コストで住宅などでよく見られるクロス。
塗装・・・・・・・・・一般的なオフィスに用いられるシンプルな仕上げ
カラーガラス・・・・・最も高級感のある仕上げのひとつ、エントランスに多く用いられる
グラフィックシート・・希望の画像を壁紙として仕上げる ※画質が重要になります
タイル・・・・・・・・高級感と立体感を兼ね備えた仕上げで、部分的によく用いられる
間仕切りを目的とした造作壁は一般的に20万ほどになり、扉付きで50万ほどが目安になります。(施工範囲により金額は変動します)
配線の埋め込みや防音効果などの付加要素を付ける場合、費用が上がるためご注意ください。
パーテーション・間仕切り工事はオフィスを使いやすくしたり、デザイン性のあるオフィスにしたりすることができます。
弊社ではパーテーション・間仕切り工事を承っておりますので、お悩み、ご相談事がありましたら、まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。
最後までご覧頂きありがとうございます。
「エントランスは造作壁」「会議室はスチール」などまたご利用中のパーテーションの移設・拡張工事もご予算、ご要望にあわせて何度でもご提案させていただきます!