オフィスを移転する際には、移転前の準備から移転後の整備まで多くの作業を必要とします。 ほとんどの移転作業は通常業務と並行して行うため、多くの労力をかけることになるでしょう。 中には、十分な予算と労力をかけたにも関わらず「移転に失敗した」と感じる方も少なくはないです。 ここでは、移転の目的から考えて「オフィス移転で期待できるメリット」「オフィス移転に起こりうるデメリット」をふまえて、ポイントを紹介しています。 是非、最後までご覧ください。
企業がオフィス移転を検討するに至るきっかけは様々ですが、移転する目的で多く挙げられるのが次の4つになります。
◆オフィス拡大・縮小 ◆営業効率化 ◆ブランディング ◆働き方改革
それぞれの目的ごとにメリット・デメリットがあるため、どのような効果を期待するかをよく考えた上で移転を検討する必要があるでしょう。
もしも、特に理由もなく移転してしまった場合、オフィス移転で失敗したと感じてしまう恐れがあります。
後悔しないためにも、次のように目的ごとの効果をメリット・デメリットにわけて考えてみましょう。
業務拡大や事業縮小による人員の増減だけでなく、テレワーク化で出社する人数が減った等の変化など、オフィスを利用する人数に合わせるかたちでの移転が主になります。
メリット:利益の増加、人材確保、新規事業の展開、既存事業の拡大
デメリット:ランニングコストの増大、管理負担の増加
メリット:コスト削減、テレワークとの両立化
デメリット:移転自体にコストがかかる、縮小後の事業拡大に制限が出る
上記にある一部のデメリットを回避する手段の一つとして、フリーアドレス制が多く取り入れられています。
個人の席を設けないことで空いているスペースを有効に活用することができ、オフィス内の人員の増減にある程度対応が可能になります。
オフィスの拡大・縮小を検討した際は、移転後の環境変化に対応できるようフリーアドレス制も同時に検討してみてはいかがでしょうか。
2フロア以上で構成しているオフィスを1フロアに集約することで業務を円滑にしたり、主要駅を選択して交通の便を良くしたり、取引先が多く立ち並ぶ場所への移転など、利便性を上げるのを目的としています。
メリット:交通費削減、利便性の向上、情報収集の強化
デメリット:物件が少ない
高効率な物件はそれだけで需要も高く、なかなか希望の条件で見つけるのは難しい場合が多いでしょう。
弊社では物件の紹介もしているため、物件でお困り事があればお気軽にお問い合わせください。
企業のイメージに合ったエリアや有名ビルなどに移ることで企業の成長性をアピールし、マーケットでの認知や信頼性を獲得することを目的としています。
メリット:信頼性・価格の上昇、競争優位性の獲得
デメリット:コストの増大、イメージの相違
「差別化」とは異なり、絶対的な価値を認識してもらう戦略です。
企業のイメージを持つ上で、立地と外観は外せない項目になります。
移転先オフィスの中にリフレッシュスペースを設けたり、マグネットスペースを設置したりと、働きやすいようにレイアウトを工夫することで集中力と創作性を高め、生産性の向上につなげることを目的としています。
メリット:優秀な人材の確保、モチベーション向上、業務効率化
デメリット:新しい環境に馴染めない
良い環境を整えたつもりでも、中には「過ごし慣れた旧オフィス」の方が良かったと感じる方もいます。
そのため、事前に働き方のシミュレーションをしたうえで、オフィスビルを選定することをお勧めします。
上で紹介した4つ以外にも様々なきっかけで移転を検討する企業もたくさんあります。
そういった企業も含め、移転の目的はひとつではなく複数に該当することがほとんどでしょう。
しかし、あれもこれもと意見が分散してしまい、主要なことを見失うなんてことになってはいけません。
まずは、なにを優先するか順位を決めたうえで移転の条件を明確にすることが大切です。
オフィスの移転は、頻繁に行うものではないため備えている企業は少ないでしょう。
金銭面での負担が大きく、手配しなくてはいけない事項も多い中、通常業務と並行して行うのはなかなか難しいのではないでしょうか。
弊社では、移転に関わる準備から移転後の整備までワンストップで請け負っているため、打ち合わせに取られる時間も最小限で、スケジュールや内容を一貫管理できます。
初めての移転で、なにから始めればいいかわからない方も安心してください。
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