2022.11.14 2024.01.24 更新
内装工事

ローパーテーションは種類が豊富!選び方と注意点を解説

ローパーテーションは種類が豊富!選び方と注意点を解説

オフィスを仕切るパーテーションには大きく分けて2種類あり、天井までしっかり仕切る”ハイパーテーション”と、緩やかに空間を仕切る”ローパーテーション”です。 同じパーテーションでも用途は異なり、それぞれに利点があります。 ここではハイパーテーションにはない、ローパーテーションの魅力と購入時の選び方や注意点を紹介しています。 空間を仕切ろうとローパーテーションをご検討の方はもちろん、ハイパーテーションを検討されている方も、もう一つの選択肢として是非ご参考ください。

 

 

【ローパーテーションの用途】

ローパーテーションは高さが天井まで届かない低い仕切りのため、前記に述べた通り「空間を緩やかに仕切る」のを目的としています。

低コストで設置可能なため簡易的にプライバシーを確保でき、オフィスでは活躍する場面が多いでしょう。

遮音性には欠けますが、プライバシーを確保しつつコミュニケーションを取りたい場合に最適で、種類が豊富なため後付けしても景観を損なうことなく設置できるのも魅力のひとつです。

豊富な種類のなかで、自社に最適なローパーテーションを見つけるのに苦労している方も多いのではないでしょうか。

次項ではローパーテーションの選び方と注意点を紹介いたします。

【ローパーテーションの選び方 その①・・・仕切り方】

ローパーテーションには様々なタイプ・パネル・サイズがあり、設置を検討したらまず初めに用途に沿ったレイアウトを明確にする必要があります。

パーテーションをどの様に設置するか検討する際は、転倒防止のためにも角度を持って安定させることを基本とし、人の横行が多い箇所などは特に転倒しづらいレイアウトを検討すると良いでしょう。

・L型に仕切る  ・T型に仕切る  ・H型に仕切る  ・コの字型に仕切る

パーテーションは高さが高いほど転倒しやすくなるため、2メートル近くの高さがある場合は、他にも何らかの対策をすると良いでしょう。

また、I字など転倒リスクの高いレイアウトで設置したい場合は、床面・壁面への固定や安定脚の取り付けなどの、安定処置が必須になります。

【ローパーテーションの選び方 その②・・・高さ】

ローパーテーションの高さには主に”ロータイプ”、”ミドルタイプ”、”ハイタイプ”の3タイプあり、用途ごとに最適な高さを選ぶことができます。

ロータイプ

座った際の目線と同じくらいの高さ。

低めのタイプでオフィス内の圧迫感が少なく、デスク周りや通路・休憩スペースの仕切りなど、開放的に空間を仕切るのに最適。

ミドルタイプ

立った際の目線と同じくらいの高さ。

座った状態で利用する場合、学習塾や集中が必要になる場面に最適。

MTGスペースやコピーコーナーなど、手元のプライバシー確保にも有効で幅のある使い方が可能。

ハイタイプ

立った際に顔が完全に隠れる高さ。

商談・応接スペース、ロッカールームのプライバシー確保や、セキュリティコーナーなど視線を遮断したい場面で有効です。

 

一般的に、ロータイプは高さ1200㎜、ミドルタイプは高さ1600㎜、ハイタイプは高さ1800㎜ほどに設定されています。

【ローパーテーションの選び方 その③・・・素材】

ローパーテーションのパネルには非常に豊富な表面素材があり、用途に応じて使い分けることができます。

今回は、4種類の表面素材を紹介いたします。

無地・プレーンの布張り

シンプルかつ豊富なカラーバリエーションで最も汎用性の高いタイプになります。

木目調

縦格子・横格子のタイプもあり、落ち着いた雰囲気を演出するのに最適。

レザー調

高級感があり、エントランスや商談スペースなどに設置することで格調高い重厚感を演出できます。

クリア素材

透明・半透明とあり、光を遮らず明るく空間を仕切ることができます。

一部のみをクリアにしているものもあり、足元をクリアにすることで在席状況を一目で判断することも。

 

オフィスの景観に沿える豊富なカラーだけではなく、格子型などオフィスの景観に合ったデザインを選ぶことができます。

【ローパーテーションの選び方 その④・・・性能】

これまでに紹介したタイプに加え、空間を仕切る目的以外に機能性に優れた商品もあり、スタンダードな「衝立タイプ」、折りたたんで収納できる「連結タイプ」、壁に近い形で使用できる「突っ張りタイプ」など、他にも以下の性能を備えたタイプもあります。

  • スライドドア
  • 鍵付きドア
  • ホワイトボード
  • 抗菌加工
  • キャスター付き
  • マグネット連結

これらの種類の中から目的に応じた商品を選ぶことができます。

ここで紹介した種類以外にも、防火・遮光性能に優れた工事用のタイプもありますので、必要な性能で探すと良いでしょう。

【ローパーテーションは中古で買える】

工事の必要なハイパーテーションは、なかなか再利用できる場面が少なく、ほとんどの物は廃棄されるのに比べ、場所を選ばず簡易的に設置できるローパーテーションは需要が高く、中古で取り扱っている店舗が多く存在します。

費用に関しては、新品と比べて20%~40%の費用を抑えることができ、機能性の面でも新品と遜色ないのが特徴です。

しかし、見栄えに問題があり、新品と比べると劣化箇所が目に付くことが多い上、中古なので取り扱っている数量に制限があり、色や形を揃えるのは難しいでしょう。

そのため、人目につかない場所での少量の使用や仮のレイアウトなど使用期間が決まっている際にオススメです。

【ローパーテーション選びで気を付けたいこと】

ローパーテーションの最大のメリットは人員の増減や配置の変化によるレイアウト変更が短時間・低価格でできるところです。

インターネットを通して豊富な種類を選択・購入できる手軽さもあり、その手軽さ故にプロに相談せず購入し、実際に設置した際に「思っていたのと違う・・・」となることも多々あります。

パーテーション選びで失敗しないためにも、オフィス全体の配置を意識したゾーニング設計と、移動の障害にならないための動線設計を考慮したレイアウトを作成した方が良いでしょう。

当社では、レイアウトの提案からパーテーションの紹介、取り付け工事、アフターフォローまでトータルサポートしております。

パーテーション選びに失敗したくないとお考えの方は、是非一度お問い合わせくださいませ。

 

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