2022.11.16 2024.05.24 更新

OAフロアってなに?配線を収納してスッキリしたオフィスへ!

OAフロアってなに?配線を収納してスッキリしたオフィスへ!

パソコンは仕事に欠かせないアイテムであり、パソコンがないというオフィスはほとんど聞きません。 パソコンを利用するためには当然、電気やコンセント、コードが必要になりますよね。 OAフロアのオフィスは、業務効率化や環境改善など様々な利点がありますので必須工事とも言えます。 この記事ではOAフロアのご説明から選び方までご紹介しておりますので、 「OAフロアについて知りたい」「OAフロアを検討している」という方はぜひ最後までご覧ください。

 

 

そもそもOAフロアって何?

OAフロアとは床下に空間を作り、配線を通すためのオフィス床のことです。
二重床やフリーアクセスフロアとも呼び、電話線・LANケーブルや電源などを床下に這わせることで足元がコードだらけにならず、スッキリとしたオフィスに仕上げる事ができます。

主なOAフロアの種類

主な種類としては、下記の3種類に分類されます。

①樹脂でできた置き敷きタイプ→樹脂製OAフロア

名前の通り樹脂で出来ており、基本的に固定せずにパーツを隙間なく敷き詰めていくタイプになります。

②配線用の溝が造られたタイプ→溝配線OAフロア

樹脂製やコンクリート製で出来ており、配線用の溝が予め作られております。
樹脂製同様に置き敷きタイプの物が多くなっています。

③支柱にパネルが乗ったタイプ→支柱OAフロア

支柱の上にパネルを乗せる形状となっているタイプで、支柱とパネルが一体の物もあります。
スチールやコンクリート製が多いのも特徴です。

 

次に各OAフロアのメリット、デメリットについてご紹介していきます。

OAフロアの各種メリット・デメリット

OAフロアの各種メリット・デメリットは以下の通りとなっております。

①樹脂でできた置き敷きタイプ→樹脂製OAフロア

メリット:施工時間が短く、費用を抑える事ができます。ビスを打ち込む必要もないため、建物を傷つけず原状回復工事も容易となっております。

デメリット:脚部分が多いので、通線のスペースが少なくなっております。また樹脂製のため、耐荷重や耐熱性能もそこまで高くはありません。下地によってはガタつきが出るケースも。

②配線用の溝が造られたタイプ→溝配線OAフロア

メリット:配線用の溝があるため、樹脂製のフロアよりも配線のスペースが確保しやすく、配線の変更も簡単です。

デメリット:樹脂製よりはスペースが確保できるものの、配線スペースは有限なので、大量に通線が必要な場合には不十分なことがあります。

③支柱にパネルが乗ったタイプ→支柱OAフロア

メリット:空間が広く、「縦横・斜め」に大量の通線が可能となっております。素材の強度も高く、耐荷重・耐火性能にも優れいています。高さの調整も可能なため、水平でない場所でも設置が可能です。

デメリット:パーツが重く、調整含めて施工に時間がかかります。また、設置工事費含めて施工価格が高額になりやすくなっております。

 

OAフロアのメリット・デメリットをご紹介させて頂きました。
次項ではOAフロアの選び方についてご紹介しますので、是非参考にしてみてください。

OAフロアの適切な選び方

OAフロアを選ぶ際に重要視すべき点は以下の3点になります。

①床上げ高(配線の容量)※天井高にも注意が必要です
②耐荷重(ニュートン)※1ニュートン=102g
③コスト(施工費用)

床をどのくらい上げたいかによって、選ぶOAフロアが変わってきます。またその選ぶ際には天井高にも注意にしなければ、天井までが低いオフィスになってしまいます。

耐荷重についても気を付けなければなりません。300kg以上の重量物を一か所に設置する予定がある場合には、樹脂製では耐える事ができません。また、ご予算もありますのでコストにあった選び方が重要になります。

終わりに

いかがでしたでしょうか?
OAフロアを検討されている際には、床工事のプロフェッショナルに相談すると良いでしょう。
事前に予備知識を付けた上で相談することで安心してOAフロアを選ぶ事ができます。

アルファーテクノでもOAフロアの材料販売から施工まで対応しておりますので、
何かお困り事が御座いましたらお気軽にご相談くださいませ。

 

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