2023.09.11 2024.05.24 更新
レイアウト
内装工事

クロス工事をプロに依頼する際の費用や見積もりのポイントを暴露!

クロス工事をプロに依頼する際の費用や見積もりのポイントを暴露!

オフィスを利用していく上で、クロスの老朽化や劣化、デザインの変更、改装や移転に伴う内装工事など、様々な環境の変化に合わせ、クロスの工事を施すタイミングは多々あると思います。 その都度、予算を算出するためにいくつも見積りを取って適正金額を割り出したり、追加工事の発生による想定外のコストに悩まされたりすることのないよう、本記事では、クロス工事の費用や見積りのポイントを解説しています。 是非、今後のクロス工事のお見積りにご参考ください。

 

 

【クロス工事の費用はどのように算出されるのか?】

クロス工事の費用は、平米単位(1平米あたりの費用)で表される単価を基に算出され、この単価には以下の要素が含まれています。

 

①材料費
クロスの購入費用が単価に含まれます。材料の種類や品質によって価格が異なるため、クロス単価にはその差が反映されます。

②工事費
クロス工事を行うための労働力(施工スタッフ)の費用が単価に含まれます。作業時間や作業人数などが考慮され、クロスの張り替えにかかる労務費が計算されます。

③その他の諸経費
クロス工事に伴って発生するその他の費用も単価に含まれます。
例えば、下地処理や既存クロスの剥がし作業、廃材の処理など、工事に必要な追加作業や費用が含まれる場合があります。

 

一般的にクロス工事は平米あたり800円~1,500円ほどとされ、この金額幅は、地域や業者の質、サービス内容によって異なります。

また、クロスの種類や品質、作業の複雑さや工期、地域の相場などからも影響を受け、工事規模や追加工事の有無によっても単価は変動することがあります。

【クロスの種類や品質が工事費用に与える影響とは?】

クロスの種類や品質はクロス工事の費用に直接的な影響を与える重要な要素です。

以下に、クロスの種類や品質が工事費用に与える影響をいくつか説明します。

 

《素材の種類》
クロスにはさまざまな素材があります。
一般的な素材としては、ビニールクロス、布クロス、ノンウォーブンクロスなどがあり、素材によって価格や耐久性、メンテナンスのしやすさが異なるため、選ぶ素材によって費用が変動します。

《デザインとパターン》
クロスのデザインやパターンも費用に影響します。
一色のシンプルなデザインのクロスよりも、複雑な柄や特別なデザインのクロスは価格が高くなる傾向があります。
デザイン性が高いクロスは、個性的な空間演出になりますが、費用もそれに応じて上昇します。

《品質と耐久性》
クロスの品質と耐久性も費用に影響します。
高品質なクロスは、耐久性や色の退色の抵抗力が高く、長期間にわたって美しい状態を保つことができる一方、低品質なクロスは、早期に劣化したり変色したりする可能性があります。
品質に優れたクロスは通常、価格が高くなります。

《サプライヤーやブランド》
クロスのサプライヤーやブランドによっても価格に差が出る場合があります。
有名なブランドや高級なクロスを提供するサプライヤーの場合、価格が高めに設定されていることがあります。
ただし、ブランドやサプライヤーによっては、品質やデザインのバリエーションが豊富であり、特定のニーズに合ったクロスを選ぶことができます。

 

これらの要素に加えて、クロス工事全体の規模や作業内容も費用に影響します。

【クロス工事の追加費用や変更費用が発生するケース】

クロス工事の見積もり作成において、平米単価に加えて以下の要素が考慮されることがあります。

 

・施工方法
クロス工事の施工方法や工程によっても費用が変わります。
既存のクロスを剥がす必要がある場合や、壁面の凹凸を修正する必要がある場合は、追加の作業や材料が必要となります。

・施工時間
クロス工事には、施工スタッフの労務費や作業時間が関与します。
作業人数や作業の時間帯の見積もりに基づいて、人件費が算出されます。

・付帯工事や追加オプション
クロス工事には、付帯工事や追加オプションも含まれる場合があります。
電気配線の移設や照明器具の取り付け、窓のカバーなどの追加工事が必要な場合は、費用も増えることがあります。

 

特に、大規模な工事や特殊な作業が必要な場合は、費用が上昇することもあるため、概算ではなく、正式な見積り金額を求めると良いでしょう。

【クロス工事の追加費用や変更費用の対策】

クロス工事においては、追加費用や変更費用が発生し、後に請求され困ってしまうケースが多々あります。

追加費用や変更費用を最小限に抑えるため、以下の対策を講じることが大切です。

 

・事前の現地調査と打ち合わせ
クロス工事の前に業者と事前の打ち合わせや現地での調査を行い、具体的な要望や変更点を詳細に共有することが重要です。
また、作業範囲や料金に関する項目を明確にし、契約書を用いて双方の合意を確保しましょう。

・進捗の確認
工事の進捗状況や変更要望について、定期的なコミュニケーションを図ります。
早期に変更が発生した場合は、追加費用の試算や内容の確認を行いましょう。

・透明性の確保
見積もりや契約書に、追加費用や変更費用に関する項目を明確に記載されているか確認しましょう。

・適切な予備費の設定
見積もり時に予備費を設定することで、予期せぬ変更や追加工事に対応することができます。
予備費は工事費の一定割合として設定するか、具体的な変更や追加工事に応じて柔軟に対応する方法があります。

・経験豊富な専門業者に依頼する
クロス工事を行う際には、経験豊富な専門業者を選ぶことが重要です。
専門業者は変更や追加工事の発生に対して柔軟な対応を行い、追加費用を最小限に抑えることができます。

 

クロス工事においては、予測しづらい要素が発生することもありますが、十分な対策を講じることで、クロス工事における追加費用や変更費用を適切に管理し、追加費用や変更費用を最小限に抑えながら工事を進めることができます。

【クロス工事まとめ】

クロス工事を検討する際には、同時に床や天井、照明や造作物などの内装工事も並行して計画することが多いでしょう。
そのため、それぞれの業者へ見積り依頼をし、打ち合わせや確認作業に多くの時間を要します。

弊社では、豊富な内装経験を持った実績ある専門の担当者が一つの窓口となり、クロス工事だけでなく、床や天井、照明や造作物はもちろん、什器・家具など、オフィスに関するあらゆる分野をサポートしています。
窓口を一つにすることで、最低限の打ち合わせ時間でより統合性の取れた内装計画を実現することができます。

クロス工事のみのご相談はもちろん、内装工事をご検討している方は是非一度お問い合わせください。
実績豊かな担当者が無料でご相談承ります。

 

シェアする

新着コラム

Windows10が終了⁉Windows11へ移行する方法とは

OAフロア施工で快適なオフィス環境を実現するための必須知識