近年オフィス環境の改善で職場の雰囲気を良くし、作業効率をあげたいと望む企業が増えています。 ただ、実際に「どういったものか?」「どう進めればいいか?」と悩まれることが多いのではないでしょうか。 そういったお悩みが少しでも解決するよう、弊社では全面的にサポートさせて頂いております。
オフィスの内装工事には3つの工事区分と9種の内装工事に分けられます。
※3つの賃貸オフィスの工事区分
工事区分とは、工事をする際の費用の負担先や業者の選定方法について定められています。
工事対象
・建物の躯体(壁、床、天井、扉など)
・共有部内装(エレベーター、階段、トイレなど)
・その他(照明、回線、空調、防災設備など)
工事業者:オーナー選定
工事費用:オーナー負担
工事対象
・建物の躯体に付随しているもの(壁、床、天井、扉など)
・電気容量の増設、照明器具の変更または移設工事
・オフィス内の防災設備の増設または移設工事
・空調設備の増設、移設、変更
工事業者:オーナー選定
工事費用:借主負担
工事対象
・オフィスの内装
・配線設備工事
・間仕切りの設置
工事業者:借主選定
工事費用:借主負担
※9種の内装工事
主にC工事に分類され、内容によってオフィスの雰囲気が大きく左右されます。
①仮設工事
工事作業を安全かつ円滑に進めるための下準備
②軽鉄工事
壁や天井のレイアウトを作り変える工事
③パーテーション工事
間仕切りすることで、通路や会議室を作る工事
④空調設置工事
室内の形状に応じて空調や換気扇を設置する工事
⑤消防設備工事
安全のため法律で定められている建築基準法に則った工事
⑥電気工事
コンセントやブレーカーの増設や照明の設置工事
⑦建具工事
枠を含めた窓や扉などの建具を取り付ける工事
⑧サイン工事
会社名、目的地までの行き方や各部屋の目的の案内表記の設置工事
⑨内装工事
壁や天井のクロス、床のタイルやカーペット、家具の取り付けなどの仕上げ工事
オフィスの内装工事費用は工事内容だけではなく、オフィスの立地や広さにもよって変動いたしますが、だいたいの相場で坪単価10万~30万と言われております。
内装工事を考えてから工事終了までの全7行程ございます。
①内装のコンセプト発案
②工事業者の選定
③業者と打ち合わせし、内装デザインやレイアウトの設計
④工事現場の引き渡し(契約開始)
⑤内装工事
⑥什器や荷物の搬入・設置
⑦工事終了、お引渡し
工事業者により仕上がりの満足度やその後の利便性が大きく変わります。
また、デザインや設計・施工・搬入設置までをワンストップで1つの業者にまとめると費用や時間を抑えることが出来ます。
内装工事の依頼先は主に内装業者、工務店、設計事務所とお考えの方は多いと思いますが、上記に記載している工事の流れの行程全てを請け負うわけではないので、業者選定の際はどこまで対応できるかご確認頂く必要があります。
POINT1・・・施工実績
施工実績が豊富なほど、これまでのノウハウが蓄積されますので高い技術力を誇ります。
POINT2・・・アフターフォロー
お引き渡し後の不明点や要望に対応できるかどうか、その他のサービスの有無で内装工事後の満足度や利便性が変わります。
POINT3・・・ワンストップ請け負い
別々の業者との打ち合わせでバタバタすることを避けられます。また、まとめることで予算を抑えることが出来ます。
オフィスの内装工事は企業にとって大きな作業になります。しかし、社内のモチベーション向上や作業効率改善に直結するため大きな効果が得られるでしょう。
限りある時間の中でより良い環境づくりのため、計画的に行動することが大事です。