2023.07.31 2024.01.24 更新
内装工事

A工事、B工事、C工事の違いを知ることが施工計画成功の鍵!

A工事、B工事、C工事の違いを知ることが施工計画成功の鍵!

賃貸物件の工事をする際に、必ず耳にするのが建物の「工事区分」です。 工事区分は「A工事、B工事、C工事」の3つに分けられ、貸主と借主の間でトラブルが起きないようにするため、費用の負担と責任の所在を決める重要な役割をになっています。 この記事では、テナントで入居している方や、建物のオーナーとして物件を貸し出している方へ向けて、それぞれの工事区分の概要や注意点について紹介しています。是非、ご参考ください。

 

 

【A工事、B工事、C工事とは?】

A工事、B工事、C工事は、建設現場における工事の区分の一つで、総じて工事区分と呼ばれます。

これらの工事区分は、建物の工事を行う際に、誰が業者を選定し、誰が工事費用を負担するのかなどの役割をスムーズに分担できるよう、予め区分ごとの工事費用の負担と責任の所在を決めることでトラブルを防ぐことを目的とし、それぞれ異なる特徴を持ちます。

例えば、A工事は、業者の選定と費用の負担のどちらもオーナーが行う一方、C工事の場合は、業者の選定と費用の負担共にテナント企業が行うのが基本です。

A工事とC工事に関しては、片方に全ての責任が求められるためわかりやすいですが、B工事では、業者の選定と費用の負担ごとに責任の所在が分けられるため、混乱しやすいでしょう。

【A工事、B工事、C工事のそれぞれの特徴】

A工事、B工事、C工事は、それぞれ以下のような特徴があります。

《A工事》

A工事は、建築物の建設や改修、増築などの大規模な工事を指し、一般的に建築物の構造に関わる重要な部分や、電気、空調、給排水などの設備工事を含みます。

内装の構造に大きな変更がある場合には、建築基準法に基づいて届出が必要になることがあります。

《B工事》

B工事は、A工事よりも小規模な建設工事で、建築物の外壁や内装、防水工事、配線や設備の変更などが含まれ、建築物の構造に直接的に影響を与えない部分の工事を指します。

具体的には、配線工事、電気工事、空調工事、水道工事、防犯工事などが含まれます。

また、B工事は、新築物件であっても必要になることがあります。

《C工事》

C工事は、さらに小規模な工事で、設備や内装、塗装などの修繕やメンテナンス工事を指します。

テナントが入居するビルの共用部分やエントランスなど、テナントの入居者全員が共通して利用する場所の改修や修繕などが含まれます。また、建物全体の改修を行う場合には、入居者の同意が必要となることがあります。

 

以上が、よく行われるA工事、B工事、C工事のそれぞれの特徴です。

場合によっては「A工事、B工事、C工事」のことを『甲工事、乙工事、丙工事』と呼ぶこともありますが、概要は同じです。

【A工事、B工事、C工事の工事費用は誰が負担する?】

A工事、B工事、C工事では、各区分ごとに、業者の選定者と費用の負担者が異なります。

一般的には上の図に該当する方が業者の選定と費用の負担を担います。

上記で解説した工事費用の負担については、あくまで一般的に多く見受けられるケースであり、契約内容によって異なるケースもあり、工事費用の負担については、借主と貸主間で取り決められ、事前に明確な同意が必要となります。
そのため、契約前には必ず工事費用についての話し合いを行い、負担割合や支払い方法などを明確にすることが重要です。

【A工事、B工事、C工事で揉めやすいのは!?】

3つの工事区分の内、最も揉めやすいのはB工事です。

先述の通り、業者選定と費用負担の両方を片側が請け負うA工事とC工事と違い、B工事では、業者の選定を貸主が行うにもかかわらず、費用は借主が負担する仕組みとなっています。

そのため、借主と貸主間の認識の違いによるトラブルが起こりやすいため、工事を行う前は必ず工事区分について、認識の違いがないかをよく確認しておくと良いでしょう。

【A工事、B工事、C工事それぞれの工事区分をまとめて解説】

一般的に工事区分は、建設業界での業務の区分や、契約書などでの取り決めに使用されることが多く”工事区分表”に記されています。

エリアごとに工事区分が異なり、工事費用の負担や責任の所在があやふやなまま工事を進めてしまうと、後のトラブルへと繋がるため、契約時には認識のズレがないよう確認しておくことが大切です。

また、それぞれの工事区分は多岐にわたり、業種や業態によっても異なる場合があります。

具体的な内容や特徴について詳しく知りたい場合は、専門家に相談するか、専門的な情報源を活用するといいでしょう。

弊社では、様々な業種や業態の施工実績で培ってきた専門的な知識やスキルをもとに、建物の工事を全面的にサポートしております。

ご相談は随時無料で承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

 

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